接骨院選びのポイント

　むちうちは、首等の筋肉や神経などが損傷して生じることが多く、見た目には特に変化がないことも少なくありません。

　そのような場合、痛みが出ていても、その原因を特定しにくいこともあります。

　痛みが出ている部分と痛みの原因が一致するとは限らないこともあるため、痛みが出ている部分だからと言ってすぐに施術を行うと、かえって痛みが悪化してしまう恐れもあります。

　そのため、むちうちで接骨院に通院する場合には、むちうちに詳しく、適切に施術できる接骨院に通院することが大切です。

　保険会社への施術費の請求やケガの状態についての説明がしっかりとできない接骨院の場合、十分な期間、施術費の支払いが受けられないことがあります。

　そうならないためにも、交通事故に詳しく、保険会社に適切な対応ができる接骨院に通院することが大切です。

　保険会社への対応が適切でないと、十分な期間の施術費の支払いを受けられなかったり、損害賠償金を十分に受け取れないことがあります。

　必要に応じてむちうち事故に詳しい弁護士の指導を受けるなどをして、適切な対応をとることができる接骨院に通院することが大切です。

　むちうちは、日によって痛みの度合いが変化したり、新たな痛みが生じる場合があります。

　接骨院に通う場合、日によって異なる身体の状態にも対応できる接骨院に通うことも重要です。

　例えば、痛みが強い日に強い刺激の施術をしてしまうと、さらに痛みが強くなってしまうことがあり得ますし、違う部分に痛みが出てきた時に放置してしまうと、その痛みが慢性化してしまう恐れもあります。

　そうならないためにも、その日の身体の状態をしっかりと把握し、その日の状態に合った方法で柔軟に対応してもらえる接骨院を探すことが大切です。

　むちうちは事故直後では痛みが生じないことも多く、そのままにしてしまう方も少なくありません。

　しかし、むちうちはそのままにしてしまうと、後々痛みが悪化する場合があります。

　そのため、むちうちは、痛みが生じていなかったり、痛みが軽度な場合でも、できる限りはお早めに接骨院に通院することが大切です。

　しかし、お仕事等でなかなか平日の日中は通院できないという方もいらっしゃるかと思いますので、夜間も受付をしているなど、事前に受付時間や曜日、アクセス方法を調べたうえで、ご自身の都合に合う接骨院に通院することをおすすめします。